拙著にご感想をいただいた。わたしの宝物です。
山田さんはいつも思いを送ってくださいます。
最後にお目にかかったのは(確か)15年ほど前。
なのにSNSではいつもそばにおられるようで。
本や論文を書いても、どのように感じとってくださったのかわからないまま
(だと村上春樹さんも言ってました)、
次第に書いた本人でさえ書いた事実を忘れています(笑)。
なので、ご感想はわたしの宝物です。大切に保管します!

以下、ご感想です。
新型コロナ前は月一で美術の企画展に行っていましたが、
最近は行く回数がめっきり減ってしまいました。
日本財団で福祉の担当をしていた時も、仕事の中でうまくアート関係の案件を仕込んだりしていました。

その時に出会ったのが、大阪にある、
知的に障がいのあるアーティストが集う「アトリエインカーブ」でした。
アトリエインカーブが東京で展覧会をする時にはよくお伺いしていました。
そのアトリエインカーブの代表の今中さんより、新著を贈っていただき、早速拝読しました。
なぜ「弱い」チームがうまくいくのか
2022/4/27
今中博之 (著)
今中さんの著書はいつも気づきに満ちています。
これまでの書籍は、アトリエインカーブのことから、アート、デザイン、福祉のことが話題の中心でした。
今回は働き方や、仕事やプロジェクトを進めるためのチームのあり方がテーマです。
たくさんの仕事論の本が出版されていますが、この本は異色の内容です。
いつもの今中さんの思想、視座からの仕事論はほんと、心をハッとさせる内容です。
アート、デザイン、福祉、仏教を基盤にソーシャルデザインやインクルーシブな
社会という視点で世の中を読み解いていかれていますが、今回の書籍でもその通りでした。
「今中節」で読み解く仕事論は面白いですね。
本書のタイトルにもなっている『「弱い」チーム』という概念が勉強になります。
というより、どちらかと「強さ」を求めてきた自分としては、身につまされる内容です。
「弱い」チームという視点から考えることは、今どきの仕事のあり方にとってとても重要です。
チームで進めていくことは多様な考え方や見方を持つことになります。
それが、複雑化して、多様な価値感と社会規範が求められている
現在社会において、大切なポイントになります。
多様な考え方を持つこと、そのためにチームで動くことを実践していくためには、
これまでの「強さ」ではなく「弱さ」によってつながりを深めていくことがチームビルディングでは重要です。
そういったことを今中さん風に、いろんな事例を交えながら解説しているのがこちらの書籍です。
今回はNPO等関係なく、働く方にぜひ読んでいただきたい本です。