松井彰彦教授(東大)が今朝の朝日新聞「経済季評」のなかで
「インカーブの役割」について論じてくださいました。
「社会における分業のメカニズムの中で、
障害者の役割が袋詰めやホチキスどめなどの単純作業にあると、
思い込んではいないだろうか」と疑問を呈し、「『障害者だから保護する』
『冷徹な競争原理が支配する市場の場には出さない』という考えだけでは、
その人の価値を見いだすことはできない」と主張されています。
障害者が「市場で活躍する機会が失われる」ことは、
彼らの役割を奪い取ることに繋がります。個々が「役割」を全うできる場を
「市場」と呼ぼう(呼ぶのだ)とする論考でした。
インカーブのアーティストにはアーティストの、スタッフにはスタッフのお役目
(松井さんの言葉では「役割」)があります。
そのお役目をそれぞれが実行すれば、きちんと経済に接続できるし、市場は裏切らない。
時に市場は残酷だけど、スタッフがお役目を果たせば、何とか凌げる。
そんな勇気をもらいました。
松井さん、ありがとうございました。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12915172.html?_requesturl=articles%2FDA3S12915172.html&rm=150
過去の記事 → 2017年04月
一昨日、Eテレ・オイコノミアの取材を受けました。
3年前は又吉さんと松井教授(東大)とご一緒させて頂きましたが、
今回は「市場のチカラ」を構成する一部としてインカーブを取り上げていただけるようです。
ディレクターから「市場とはなんですか?」と質問を受けました。
インカーブの経済活動を通じて、市場は「『人育て』をする場所」だと感じています。
ただし、その育ては時に成長を促したり、鈍化させたり、破壊もする、
一様ではない残酷な面があります。
きっと、その残酷さを少しでも和らげたい、和らげなければと慮ることが福祉なんだと思います。
6月14日(水)午後10時放送予定。
インカーブの出演は「4分間」です。
昨日は、インカーブの大切な人のバースデーなので、
インカーブ初の2段重ねのケーキを特別発注しました。
まさよ、おめでとう、おめでとう、おめでとう。
いい笑顔だ。おめでとう。
いろんなこと、してるな。
インカーブの若旦那・林智樹が企画した
「《グリグリ ここは、池田にある造園会社がやってるカフェ、ショップ、
ギャラリー、パーティ(コミュニティ)ルームがあるところって、紹介します》展」が
大阪・池田で開催中です。
同時に林智樹の「ちいさなコレクション展 vol.2 」も。
http://guliguli.jp/category/gallery/
http://guliguli.jp/collection-vol-2/
また、東亨が個展 「香具師の標具」を東京・武蔵野で開催。
http://outbound.to/2017/04/%E6%9D%B1%E4%BA%A8-%E5%80%8B%E5%B1%95-%E3%80%8C%E9%A6%99%E5%85%B7%E5%B8%AB%E3%81%AE%E6%A8%99%E5%85%B7%E3%80%8D/
引き出しの多いほうが、きっと、人生は楽しいんでしょうね。
私には、林のような、東のような、引き出しはないな。
時間があえば、見に行ってやってください。
よろしくお願いいたします!!
インカーブのスタッフは、社会福祉士を取得することが多いのですが、
パートナーの小林は、私の介護を想定してか(笑)「介護福祉士」をとりました。
誕生日会とあわせて早朝のお祝いの会。
みんな、ありがとう。
一日中「おなか減った〜」のさくらは、ケーキにロックオンして一気にGO〜