お友達から大きなスイカをいただきました。
昼ごはんまでプールの中でクルクル回って準備中です。
最近、特にコロナ明け以降、昼ごはんに果物が出る回数が減ってきました。
なぜ、減ってきたのか?そこが問題です。
原因のひとつは、
社会福祉に支弁される費用が「公定価格」で決まっている、という問題があります。
厚労省の資料によると、介護・障害福祉サービス等報酬は
「実態調査で把握される施設や在宅サービスの類型ごとの収支状況等を踏まえ、
その提供に要する平均的な費用の額等を勘案して、
原則3年ごとに報酬を決定」とされています。
ポイントは「報酬決定は3年ごと」である、という点です。
つまり、物価高騰へのレスポンスが鈍いのです。
果物に限らず、補修工事費用や人件費も同様で、価格上昇にまったく追いついていません。
それでも、スイカは泣き言をいわずに機嫌よく回っているのでした。
きっと、社会福祉の現場のスタッフも同じなのです。
でも、時々は泣き言をいったほうがいいし、意見表明すればいいのです。
そうしないと納得しているのと同じですから。

