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寺井良介の「てぬぐい」

インカーブのオンラインストアで
大阪・堺に注染工場をもつ「にじゆら 」と
寺井良介がコラボした「てぬぐい」を入荷しました!
寺井良介は「ART SHINSAIBASHI 」にも出品していた人気のアーティストです。
お色は全部で2種類。
在庫限りで終了となります。
残りわずかですので、お早めにどうぞ!
https://b-incurve.stores.jp/news/63c637a36e84d54f9057bab7
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¥1,760 (税込)
素材:綿布に注染
サイズ:900×370mm
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にじゆらWebサイト
https://nijiyura.com/

「ART SHINSAIBASHI」終幕しました

ありがとうございました!!
昨日、インカーブ20周年記念事業「ART SHINSAIBASHI」が終幕しました。
今回、最大の益は次代のインカーブファンがたくさん来てくださったことです。
小学生や中高生が熱心に鑑賞してくれました。
近年、意識的に彼ら・彼女らに向けて講演や授業を増やしてきましが、
アートフェアでも繋がることができました。
座学とリアルの実践を架橋することが本来の学び(研究)ですね。
余談ですが、今回は外商やバイヤーから紹介されるお客様ではなく、
一般のお客様からの(アフターセールも含め)ご購入が多かったのは意外でした。
京都大丸ではその逆だったのですが…大阪らしい土地柄かな。
インカーブ20周年記念事業のトリは3月の「アートフェア東京」です。
https://artfairtokyo.com/

涙がホロリ

先日「人生初デビュー」しました(といっても、私ではありません)。
インカーブスタッフの脇阪明日香が桃山学院大学のソーシャルデザイン特講で
人生初の授業を行いました。
彼女の生い立ちからアトリエ インカーブとの出会い、
そしてインカーブで働く上でスタッフに求められる役割をご紹介。
途中で脇阪も私も学生さんも涙がホロリと流れそうでしたが、なんとか持ち堪え前半は終了。
後半は、看護師の経験をもとに、一人ひとりの多様で複雑な幸せに寄り添う難しさと大切さ、
それをまるっとまとめてチームで働く意味をディスカッションしてくれました。
余談ですが、私の授業の「人生初デビュー」は29歳でした。
完徹で原稿の読み合わせても、結果はグダグダ。
それに引き換え、脇阪の「人生初デビュー」はお見事です。
なんせ、観衆をホロリとさせるわけですから100点満点です。

障がいのあるアーティストのみなさま、その活動の歩みに並走しているみなさまへ。
文化庁から「令和5年度 障害者等による文化芸術活動推進事業公募要領」が発表されました。
ぜひ、ご興味のある方々にシェアしてあげてください!!募集する取組は2種類。
(A)共生社会の実現に向けた障害者等による文化芸術活動推進プロジェクトと
(B)障害者等による文化芸術活動の推進に向けた課題解決プロジェクト です。

今回も「(大きな)団体」が「連携」することで「補助対象」とする思惑が見え隠れしています。
個人的には(厚労省や文化庁の委員会でも意見を述べていますが)、
障がいのあるアーティスト個人や、現業で他団体と連携する時間やマンパワーのない
「小さな団体」にこそ資金を提供する仕組みを作るべきだと思っています。
そうでないと、いつまでたっても障がいのある方々の文化芸術活動の裾野は広がらない。
障害者文化芸術推進法では(平たくいうと)「努力義務ではありますが、地方自治体は、
頑張って頑張って障がいのある方々の芸術活動を支援してください!
法律をつくったんですから」と書かれています。
一方で地方自治体からはこんな声も聞こえます。
「掛け声だけでは動けませんがな。ちゃんと予算に反映するとか、補助金がつくとかせな」。
ということで「障害者による文化芸術活動の推進に関する計画の策定状況」
(出典:令和3年度地方文化行政状況調査、令和3年10月1日)をみると
市町村の策定率はたった2.2%です。
だからこそ、今回の「障害者等による文化芸術活動推進事業」を
志のある方々にゲットしていただきたい、と願っています。
選ばれた方々は、独自の活動を通して障害者文化芸術推進法の存在を地方にも広げて欲しい。
きっと、それが障がいのあるアーティストや、
その活動の歩みに並走しているしている方々の後押しになるはずです。

小さな団体も勇気をもって挑んできださい!
いつもイノベーションは、大きな群からは生まれるものではなく、
個人のヒラメキと忍耐によってうまれるものです。

以下、文化庁から私に届いたメールです。

平素より文化行政にご理解・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
文化庁ではこのたび、
令和5年度障害者等による文化芸術活動推進事業の募集を昨日(1/17)
より開始いたしましたので、お知らせいたします。
広く応募を募りたいと思っておりますので、関係各所にもご案内いただければ幸甚です。

〇募集内容(詳細は、文化庁HPをご参照ください。)
本事業では、共生社会実現のため、
障害者等による文化芸術活動や社会包摂に資する文化芸術活動を拡充し、
障害者等の文化芸術活動への参加を促すために、以下の(A)又は(B)に示す取組を募集します。
(A)共生社会の実現に向けた障害者等による文化芸術活動推進プロジェクト
(B)障害者等による文化芸術活動の推進に向けた課題解決プロジェクト

公募掲載ページ:https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/93818101.html

〇対象団体
芸術文化活動の知見を有する団体等で、
次の(1)又は(2)の要件のいずれかを満たす法人又は団体
(1)法人格を有する団体
(2)法人格を有しないが、以下の要件を全て充たしている団体
(ア)定款、寄附行為又はこれらに類する規約等を有すること
(イ)団体等の意思を決定し、執行する組織が確立されていること
(ウ)自ら経理し、監査する等会計組織を有すること
(エ)団体等の活動の本拠としての事務所を有すること

〇募集期間
令和5年1月17日(火)~令和5年2月7日(火)17時(必着)

〇提出方法
特定記録郵便による郵送 または 電子データをメールにて送付

〇提出先・問い合わせ先
〒160-0022東京都新宿区新宿4-1-22 新宿コムロBLD702号室
障害者等による⽂化芸術活動推進事業事務局(株式会社エーフォース)
電 話:0800-8080966(平日10時から17時)
メール:r5_kyosei@aforce-international.com

〇その他
・本事業のご質問につきましては、
事務局までメールにてご連絡いただきますようお願いいたします。
なお、公募期間中の質問・相談等については、
当該者のみが有利となるような質問等については回答できません。
質問等に係る重要な情報はホームページで公開している本件の公募情報に開示する予定です。

以上、よろしくお願いいたします。

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文化庁参事官(文化創造担当)/
地域文化創生本部 総括・政策研究グループ 南部・大西
〒605-8505
 京都市東山区東大路通松原上る三丁目毘沙門町43-3
 直通:075-330-6725/内線 東9306
 e-mail:jigyou-soukatsu@mext.go.jp
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ps「障害者文化芸術推進法」の概要を知りたい方は以下のサイトからどうぞ。
深掘りしていただくと現在進行中の第二回改正の議論も掲載されています。
文化庁 https://00m.in/fYs4w
厚労省 https://00m.in/fG2FM

昨日の「OIL by 美術手帖」のメルマガで、
インカーブのアーティスト寺尾の「木のたてものソロハウス」が紹介されました。
小品ですが寺尾のアメージングな世界が詰まっています。
お時間があればご笑覧くださいね。
https://oil.bijutsutecho.com/artist/1170?utm_source=btid-newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=20230113sent

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