ギャラリー インカーブ|京都で、
宇内弘征さんが初めての個展を行います。



宇内さんの立体作品は理屈抜きに、おもしろい。
でも、塊と色にこめた宇内の思いを聞き出すことはできません。
なので、アーダコーダの解説など付けようがありません。
だから、ぜひみんなにみてほしいと思っています。
宇内さんは作品が目の前から消えることを拒みます。
なので、作品を販売することはありません。
そんな宇内さんが「作品、みせてもいいよ」っていってくれました。
今回の展覧会は「みていただくだけ」です。
ご購入はできません、スミマセン。
ぼうし と いえ
http://g-incurve.jp/exhibitions/ex_140726gi_unai.html

「アート大阪」に行く前に杉本志乃さんと女優の純名里沙さんが
インカーブまで遊びに来てくださいました。
両手に大輪の華!(向かって右が杉本さん、左が純名さんです)でしょ!!

今日の午前様まで「アート大阪」の展示作業がかかりました。
インカーブが行う美術館の展示やアートフェアの展示で心がけていることが1点あります。
それは至極当然なことですが、あくまで主は作品、従が展示デザイン、だということです。
つまり、展示デザインは徹底的に黒子でいてほしいと思っています。
最近、アートフェアでは作品と展示デザインのどちらを見せたいのかわからないブースが散見されます。
僕は引き算のデザインが好きなので、作品を脅かす作為的な展示デザインは苦手です。
ということで、今回のギャラリーインカーブ|京都の展示デザインもいたってシンプル。
ただ作品を展示しているだけです。それでも午前さままでかかりました。
スタッフの精一杯の仕事に感謝しています。
みんな、ありがとうね。
作品が主の展示が完成しました。

昨日、NHK「ニューステラス関西」の取材がありました。
テーマは「アトリエインカーブが市場を目指すわけ」だと僕は思っていますが、
ディレクターやデスクが「世間一般」に理解しやすいように加筆&修正をされてるかもしれません。
「障がい者のイキイキアート」なんてことにならないことを祈っています(笑)
発信する側にも、受信する側にも思惑があります。
ただインカーブという発信側の思いと、
世間一般にむけて仲介するマスコミの思いに齟齬がおこることもしばしばです。
特にTVは難しいです。
新聞や雑誌なら校正の機会を与えててくださいますが、TVは校正がありません。
当然、編集に立ち会える訳ではなく、
放映されて初めて「それは曲解でしょ」なんてのも多々あります。
思いを解釈するのも、伝えるのも、難しいことです。



