過去の記事 → 2019年05月

さぁ、のぼろう!

今日は東京で、一人のアーティストが階段をのぼっていく、そのとば口に遭遇します。
のぼり方は人それぞれだけど「とことん」やることで「ここまで」いけることを見せてもらえる。
わたしの役得です。
夕方からはオリンピック・パラリンピックのお仕事。
一年を切った文化イベントの進捗をお伺いします。
スポーツと文化は車の両輪といわれますが、実は福祉と文化も車の両輪なのです。
もっといえば文化は福祉に包含されているもの。
ということは、スポーツ、文化、福祉は三輪車の三つの車輪。
切ってもきれない輪ですね。

作品でつながる

先日、canariaの徳田さんが遊びに来てくださいました。
http://www.canaria-world.com/
インカーブのアーティスト・新木さんを
こよなく愛してくださるアートパトロンです。
夜会は新木さんの作品をコレクションしてくださってる隠れ家へ。
ベストなポジションにベストな作品。
作品でつながった粋な夜会でした。

アトリエインカーブの有給のインターンシップ制度
[おなじ釜の飯]プロジェクトは、 今年で3年目を迎え、これまでに7名の方にご参加いただきました。
今年度のスタートは、和歌山大学教育学研究科 特別支援教育専攻の成末くん。
プロジェクト初の学生くんです。
現在、修士論文の計画書を提出し、データーを採取しつつ微調整を行なっているところだそうです。
彼のクエスチョンは、「特別支援学校ではどのような美術教育が行われているいのだろう?」。
わたしも同様のクエスチョンがあります。
というのもインカーブがスタートした15年ほど前、
当時の養護学校(現支援学校)の美術担当の教員さんがこんな言葉を漏らしていました。
「なぜ、学校で彼らの(インカーブのアーティスト)の能力が
発見出来なかったんだろう…もっとはやくわかっていたらよかった」。
なぜ、教員さんは発見出来なかったのか?不思議です。
先行研究では、特別支援学校全体を対象とした実態調査や、
視覚障害特別支援学校の実態調査は行われてきたようですが、
知的障がいの美術教育に焦点化したもの存在していないとのこと。
これもまた、不思議です。
まだまだ微調整は必要ですが障害者芸術の法整備がなされ、彼にとっては追い風です。
来年2月ぐらいには修士論文が完成するのかな。待ち遠しい。
psしんき画伯とケーキをもつ青年が、彼です。


http://incurve.jp/kamameshi.html

津田塾大学で講義

6月3日 (月)津田塾大学の千駄ヶ谷キャンパスで講義を行います!
席数は少ないようですが一般公開されています。
お日にちがあえばぜひぜひ!
テーマは「社会を希望で満たす働きかた
-ソーシャルデザインという仕事-」です。
私へお声がけいただいたのは村木厚子さん
(元 厚生労働事務次官、現 津田塾大学総合政策学部 客員教授)。
「子育て支援、暮らしやすい地域づくり、女性の活躍の推進、
障害者の差別の解消、貧困の防止など様々な社会的な課題と
その解決のための実践 」としてアトリエインカーブの取り組みを
ご紹介させていただくことになりました。
なんと、講義中は「キャンパス内に保育室があり、
聴講の方も有料で一時利用することができます」とのこと。
さすが津田塾です。
現在、100名程度の学生さんが出席予定だそうです。

申し込みフォームは下記のサイト内にあります。
https://www.tsuda.ac.jp/aboutus/ps-open-lecture.html
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日時:6月3日、月曜日 3時限(13:00~14:30)
場所:津田塾大学 千駄ヶ谷キャンパス SA302教室・3階
資格:年齢・性別等制限はありません。
費用:無料
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[申込方法]
聴講をご希望の方は、申込フォームよりお申込みください。
先着順となります。
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[申込期日]
聴講希望日の前週金曜日11:00まで
ex:4月15日(月)の聴講をご希望の場合は、
4月12日(金)11:00まで
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お問合わせ
津田塾大学 千駄ヶ谷キャンパス事務室
住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24
電話番号:03-6447-5911

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