「ART@DAIMARU」の「プレミアムアートコレクション」が閉幕しました。
インカーブにとっては、初めての百貨店・外商顧客へのセールスです。
なかでも印象に残ったのは、作品を「投機」目的でご購入する方々を目にしたことです。
アートフェア東京などでは、インカーブのファンが作品を愛でることや
アーティストの育成目的でご購入される印象なのですが、百貨店の外商顧客は一味違っていました。
20年近くかかって、インカーブの作品が現代アートとして
(いい意味で)「投機」の対象に成り上がったんだと感じました。
閉幕直後で、まだ、感情と言葉の折り合いが悪いですが、おいおい、整理していきたいと思います。
「すべてのアート作品は、商業価値、社会的価値、そして本質的な[美の]価値を持つ。
しかし、この中のどれひとつとして、永遠に続く価値というものは存在しない」
(マイケル・フィンドレー著、バンタ千枝+長瀬まみ訳、
『アートの価値 -マネー、パワー、ビューティー-』p7、美術出版社)という言説を手掛かりにしながら。
みなさん、ありがとうございました!
https://www.daimaru.co.jp/kyoto/art_at_daimaru/