昨夜、スタッフが梅田の紀伊國屋で拙著『悪人力』を発見してくれました。
現代思想のコーナーで平積みされていたようです。
こうしてリアルに並ぶと、感慨もひとしおです。
一段落した安堵感と、過ぎ去ったという無常感と。
正直なところ、書き終わってからも悪、悪人、悪性、
悪業などの文字が頭の奥の方でグチュグチュと音を立てながら這い回っています。
フランツ・カフカの『変身』に出てくる毒虫のようものがノソノソ。
でも、私だけではなく『悪人力』を読んだ清楚な友人も
「実は私も相当悪なのよ」って話していたので、同じ毒虫がグチュグチュしてるのかもしれません。
やっぱり、みんな悪人なのですね。


