大阪府立市岡高等学校の2年生271名を対象に講演を行いました。
テーマは、「弱さ」を肯定的に捉えるチーム論です。
講演に先立ち、事前学習で「あなたが障がい者になる確率は何%だと思いますか?」
と問いかけたら約2%(他の高校でも同程度なのが不思議)の学生が
「私は絶対、障がい者にならない」と答えました。
そこで、私から「誰もが、ほぼ100%の確率で、障がい者になりるんだよ」
と伝えると、一瞬にして怪訝な空気が充満します。
突然死を除き、病気や事故、加齢などで誰もが予期せず
障がいを持つ可能性は100%なのですが、すぐには納得がいきません。
インカーブに育てられた私のお役目の一つは、
障がい/非障がい、善人/悪人、生きる/死ぬといった一見二項対立に見える事象が、
実際にはグラデーションのように繋がっていることを伝えることです。
しかし、それを頭から知りもの顔されても困るわけです。
高校生は怪訝でいいのです。
そして、いつか、納得してもらえる時がきたら、この上なく嬉しいです。
これで、今年度の高校で行う講演や授業はすべて終了しました。
春になれば、怪訝な顔をした高校生がインカーブにやってきます。
嬉しい。
待っています。



