「試験監督のいない学校」ってご存知ですか?
そこは、IPS細胞の研究者・山中教授の出身校 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎です。
「試験時に指導監督する教員は必要のない」学校です。
つまり「カンニングしても意味ないし、学ぶのは私たちだから」を地で行くところなのです。
先日、高校1年生160名を対象に「社会性のある企て」についてお話をしました。
社会的課題を解決する「ソーシャル・デザイン」にはじまり、
知的に障がいのあるアーティストの「名付け」の問題や、
うまくいくチーム作りのために「古事記」を紐解き、リーダー論へと展開しました。
高校1年生に話す内容ではないことは重々承知していたのですが、
彼ら彼女らを見ていたら話したくなりました。
宿題は「(好きか嫌いかは別にして)
20年後あなたはチームリーダーに抜擢されました。あなたのお役目は何ですか?」。
今月下旬、クラスごとにブレストをしたいと思います。
近い将来、彼ら彼女らが日本の舵取りをしていくはずです。