悪識が良識を駆逐する……そんな言葉をむかし聞いたような、いや、何かで読んだのかな、うろ覚えです。
10月6日、第2回エンブレム委員会が開催されました。
私は20年近くデザイン業界に身を置き生業を得てきました。
「デキレース」は常識。良識であるとさえ思っていました。
前回のエンブレム選定では国民からデザイン業界の良識が悪識だとバッシングを受けました。
「クオリティーを高める為、かつ、短時間で成果をあげる為には、デザイン門外漢と対峙している暇はないんだよ」
前回の選定委員会はあたりまえのように、そう考えていたのだと思います。
そして「業界の良識は悪識だよ」って大炎上しました。そうです、悪識です。
民と民がなあなあでレースに望む訳ではありません。五輪が相手です。
公と公がレースを挑むのに「デキレース」は通用しません。
われわれ国民は電博(電通、博報堂等々)含め、その業界の良識を破壊するチカラを手にしていれたのだと思います。凄いことですね。時代は大きく変わりました。
ということで、第2回エンブレム委員会では「応募資格」の幅をとても広くひろくもうけました。
「18歳以上の日本国籍の人または日本在住の外国籍の人で、経験や受賞歴の有無は問わない」。
また「個人だけでなくグループ(10人以内)での応募も認める」。
「グループの場合は代表者が年齢・国籍の条件を満たしていればいいため、子どもの参加も可能」。
どうですか、この開き方。
業界が考える「どうせ、出来る訳ないでしょ!子供なんかに」、
「むりむり、素人なんて。デザインはプロがするものでしょ」という悪識を破壊したのです。
痛快です。ぜひ、みなさんで「デザインをすること」を楽しんでください。
そして良識あるエンブレムを次代の子供たちに残してあげてください。
委員会で議論したポイントは下記HP内のPDFをご覧下さい。
なお、エンブレム選定におけるスケジュールは以下を予定しています。
まだ、微調整はあると思いますが、大枠は変わりません。
・ 10月6日 「応募要項案のポイント」公表
・ 10月12日の週 「応募要項」公表
・ 10月中 提出フォーマットを公表
・ 12月7日 応募受付の締め切り
・ 2016年春頃 エンブレム決定
今週16日(金)の夕方から第3回目のエンンブレム会議です。
いつものように日帰り出張でいってきます。
余談ですが会議で関西弁をしゃっべってるのは私ひとり。
関西から出向いてるのは一人のようです。
標準語が大勢をしめると、がぜんねっとりした京都弁とテンポのいい大阪弁をマゼコゼにして使いたくなります。
生粋の関西人の悪い癖。これは許される悪識、かな。
https://tokyo2020.jp/jp/news/index.php?mode=page&id=1494

