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春、近し

今日は早朝バースディ。
センターで満面の笑みは、我が嫁様です。
子育ても一段落し、3年ぶりの現場へ。
新入団する選手、復帰する選手。
いろんなことがモゾモゾを動き出します。
春、近し。
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石川&東が入団しました

6年ぶりの新入団選手の紹介をさせてください。
1人目は石川雄太です。
彼が金沢美術工芸大学(彫刻)1回生だったころからのお付き合い。
もう10年になります。
インカーブの初代インターン生でした。
巡りめぐって不思議なご縁で入団してくれました。
前職を捨ててまでインカーブに入団してくれたことを心から
感謝しています、ありがとう。前向き度は抜群です。
明るさも、いい。ガタイのしっかりした彫刻家ラガーマンです。

2人目は東亨(あづま りょう)。
役者の様な名前をもつ彼から電話をもらったのは
「アトリエインカーブジュニア」を構想していた最中でした。
これもご縁ですね。
インカーブでは最年少の26歳。
でも、思い図るチカラは年齢以上です。
これは父母からおっそわけしてもらった財産ですね。
今日から「森の展示室」(京丹後)で作品を発表しています。
仕事と彫金の両立を目指す彼の姿は現スタッフにもいい影響を与えるはず。
正規スタッフだからもそ「インカーブのお仕事」だけではなく、
自分の世界を別にもってほしい、と切に願います。

真っ新な2人がアーティストからどんな影響をうけるのか、
古株のスタッフとどんな感じで絡んでいくのか。
楽しみ2/3、不安1/3です。
石川雄太、東亨、今後ともよろしくお願いいたします!
http://incurve.jp/about/staff_ishikawa.html
http://incurve.jp/about/staff_azuma.html
ishikawaazuma

少しずつ、すこしずつ仲間が増え
野球のチームが作れるぐらいになりました。
小さな球団なので、補欠はいません。
みんなレギュラーです。
ライトやレフトの守備範囲まで犯すセンター、
派手なアクションで3塁側のファンにアピールするサード、
ファンには背を向けたままだけど選手に正対する扇の要のキャッチャーetc。
インカーブのアーティストも確かにスゴイですが、
「1人1ポジション」を守る彼らのこれまたスゴイ。
よくぞ、集まってくださいました。
本当にありがとう。
昨日は開幕ゲームを終えて、みんなで食事会。
野球のボールに謎の番号を書いてプレゼントしました。
番号の意味は知らせずじまいです。
私だけが楽しんでいます。
一日でもながくみんな一緒でおれますように。
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試行錯誤2年、体験会20回以上を経て、
14年ぶりの新しい事業・アトリエ インカーブの児童部門『アトリエ インカーブ ジュニア』
(放課後等デイサービス/知的・発達障がい児対象)がスタートします!
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長年、アトリエ インカーブでは、待機者が多く新たなアーティストを迎えることができませんでした。
そこで、アーティストを「小学生から高校生」に限定しアトリエ インカーブのメソッドを活用した
ジュニア版を誕生させることにしました。
アトリエ インカーブ ジュニアは、
近年増えている「テレビを見せているだけ、ゲームを渡して遊ばせているだけ」、
「送迎に時間をかけ、営業時間のほとんどを車内で過ごさせるだけ」のいわゆる見守り型の活動ではありません。
ただただ、つくること・描くことが大好きな子どもたちが集い、制作を通して身体と心を解放する場所です。
同伴するスタッフは、作品の精度を求めることも、評価することもしません。
小さなアーティストたちが、絵の具にまみれ、奮闘する環境をつくるだけです。
子どもたちの可能性を信じて。

HP→ http://incurve-jr.jp
MOVIE→https://youtu.be/dqOWHzTuDSQ
LEAFLET→http://incurve-jr.jp/chirashi/jr_chirashi.pdf

以下では、アトリエ インカーブ ジュニアの特長を6つに分けてご説明しています。
長文ですが、お時間が許せば読んでください。

[1]世界的なアートの舞台へ進出
アトリエ インカーブ ジュニアの母体となるアトリエ インカーブは、
日本で唯一知的に障がいのある方をアーティストとして、
ニューヨークやシンガポールなど世界のアートフェアで発信してきました。
その実績とノウハウを、児童部門「アトリエ インカーブ ジュニア」でも実感していただけます。

[2]少人数制で濃密な時間
集団活動を基軸とする「見守り型」のデイサービスでは、
お子さま心の機微にスタッフが気づきにくくなりがちです。
アトリエ インカーブ ジュニアでは、
スタッフがマンツーマンに近い少人数制で制作のサポートにあたりますので、
お子さま一人ひとりが自分のアート活動にしっかりと向き合っていただけます。

[3]豊富な画材と技法
アーティスト用の画材や技法をご家庭で用意することはなかなか大変です。
アトリエ インカーブ ジュニアでは、お子さまの興味が広がり、
お気に入りが見つかるように、色鉛筆や絵の具などスタンダードな画材から、
iPadを始めとするコンピューター機器まで、豊富な画材と技法をご用意しています。

[4]自然光が入る広々としたアトリエ空間
お子さまがリラックスして制作に集中できるよう、空間設計にも工夫しています。
天井が高くて自然光が入る、明るく広々とした空間に、
お子さまの制作や個性にあわせて机やパーティションなどの家具をレイアウト。
緑があふれる中庭は、制作途中のリフレッシュにも最適です。

[5]アートと福祉の専門スタッフ
美大芸大でアートを学んだのちに、アトリエ インカーブで
長年経験を積んだスタッフがていねいにサポートします。
アートの専門資格「学芸員資格」と福祉の国家資格「社会福祉士資格」の
両方を持つスタッフが中心となり、お子さまのその日の体調や精神面を細かく配慮しながら、
のびのびとアートを楽しむ環境を作ります。

[6]お子さまの興味や特性にあわせたプログラム
知的障がい・発達障がいがあるお子さまの興味や特性にあわせて、
自由に活動内容を組み立てることができます。
まずは、その日の体調や取り組みたいことをヒアリング。
お子さまの集中の度合いや興味の有無などを、専門性の高いスタッフが見はからいながら、
画材を提案したり、声をかけるのを控えめにしたり、スムーズに活動できるようサポートします。
活動終了後はご家族にフィードバックし、情報共有を行います。

3月以前の体験会を通して、たくさんのアーティストの参加希望をいただきました。
ありがたいことに、すでに毎週土曜日は満席です。
平日の空き状況は担当者までお問合せください。
また、大阪市外に居住する方もご利用いただけます。
無料体験会を通してアトリエ インカーブ ジュニアの活動をご照覧ください。

【対象となるお子さま】
知的障がい・発達障がいの小学生から高校生。
*不登校のお子さまにもご利用いただける場合があります。
*ご利用にあたって受給者証が必要です。 取得方法については担当者までお問合せください。

【利用料】
「児童福祉法に基づく利用料」と「画材費」を合わせた金額です。
(1)利用料1日965円~1,118円(世帯収入による上限月額があります)
(2)基本の画材費1コマ50円+個人で必要な画材は別途購入していただきます。

【定休日】
日曜・祝日・お盆・年末年始(月曜は不定休です)
*お電話でのお問合せは上記の定休日以外の10:00ー17:00に受付けています。
*お子さまの創作環境を守るため、ご利用希望者以外のご見学はご遠慮いただいております。
*取材を希望される方は、別途ご相談ください。

アトリエ インカーブ ジュニア 担当:左海(さかい)・中村・片岡
http://incurve-jr.jp
547-0023 大阪市平野区瓜破南1-1-18
t 06-6707-6001 f 06-6707-6002

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