大阪府立登美丘高校で、2週連続の講演をしてきました。
1週目は教職員約50名を対象にした研修です。
テーマは「私たちは善人ですか?ー無自覚なハラスメントに気づくためにー」。
誰もがもっている“無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)”に光をあて、
ハラスメントを「しない/させない」ためには、自分の無意識を意識化し、
「自分の中の悪人性」を自覚することが大切だとお話ししました。
教育現場の人権意識がアップデートされることを願います。
2週目は高校2年生約320名が対象でした。
テーマは「弱くなれる力ー強さと弱さを見直すー」。
強さ=「誰にも助けてと言わずに踏ん張る力」、弱さ=「助けてと言える勇気」と再定義し、
互いの凸凹を認め合いながら、多様性のあるチームをつくるには、
この“弱くなれる力”が欠かせないことをお伝えしました。
講演後には、「モチベーションが違うメンバーと、どうチームを組めばいいのか?」
「他者を受け入れるって、具体的にどういうことなのか?」といった問いも寄せられました。
こうした問いは、高校生だけの悩みではなく、大人にも共通するテーマです。
人間関係のややこしさから距離を置きたいと思いながらも、他者なしには生きていけない。
それでも、他者はややこしい。
その矛盾を抱えながら生きる私たちにこそ、
「弱くなれる力」が必要だとあらためて感じています。



