今年の前半、スタッフ同士の「出稽古」を行いました。
野球で言えば、短期の「トレード」です。
インカーブのスタッフが他施設へ行き、
逆に他施設のスタッフをインカーブで受け入れる――1人1週間程度の相互交流です。
今回のトレード先は、大阪市内にある重症心身障害者の通所施設「ゆうのゆう」さんでした。
なぜ、わざわざトレードを? 
そして、なぜ「重症心身障害者施設」だったのか?
理由はとても単純です。
インカーブのスタッフに「井の中の蛙」から一歩外へ出て、大海を見てほしかったこと。
そして、もし私(今中)の足が動くなら、私自身が行きたかったからです。
つまり今回の「出稽古」は、私の代わりにスタッフに体験してもらった、そんな企画でもあります。
「ゆうのゆう」さんの設立趣旨には、こう記されています。
「重症心身障害者をはじめとする障害者が、自由に行きたい場所へ行き、生きたいように生き、
地域社会のなかで自立・自律した生活をする。
そのような生活が可能となる時代・世代の創造に貢献する。
その方法とは何か、道のりとは何か。
私たちは、理想を失わず、かつ理想に溺れず、常に現実を見つめ、その道程を求めて活動を続けます。」
今回の出稽古に参加してくれた6名
――インカーブから2名、ゆうのゆうさんから4名――には、心から感謝しています。
私の「欲」から始まったプロジェクトでしたが、
参加した全員の話を聞く限り、人生に深い果実を得たようでした。
ちなみに、この「出稽古」は行政のプログラムでも助成金の対象でもありません。
あくまで、インカーブとゆうのゆう、両者の自主的な取り組みです。
だからこそ、自由で、そして感動に満ちた時間を過ごすことができました。
最後に。
一緒に「出稽古」を作り上げてくださったゆうのゆうの大槻さんに感謝。
また夜会よろしくお願いします。
ゆうのゆう https://www.yourwing.org/index.php