昨年に引き続き、大阪府立天王寺高等学校の1年生360名を対象に講演を行いました。
拙著『なぜ「弱い」チームがうまくいくのか』をもとに、
多数派が少数派に影響を与えるアコンシャス・バイアス(無自覚な特権)や、
他者を思いやるリーダーシップを、次代をになうリーダーに問いました。
会場から手が挙がります。
「私は、子供の頃から心と身体を鍛え、
強くなって弱いものを引っ張り上げるんだ」と指導されてきた。
「なぜ、弱くならなければならないのか?」。
こんな問いを引き出せたなら、今回の講演も大成功!(だと私は思いました)。
刀が折れ、矢が尽きた時に、きっと彼ら彼女らはスーパーリーダーになるはずです。
講演が100分。個別の質疑応答が120分。
来月はプライベートで数人の学生くんがやってきます。
もっと、もっと「なぜ、弱くならなければならないのか?」を問うてほしい。