一昨日の日本経済新聞「発信」に掲載していただきました。
アトリエ インカーブのこと、五輪・パラリンピックの文化施策のこと。
お時間があればお読み下さい。
ところで、今回の日本経済新聞の記者さんは、とても熱心。
1時間半のインタビューが倍。往復書簡のメールは数回。
よほど親しい記者さんでない限り、こんな丁寧な応答は稀です。

http://incurve.jp/archives/shin_190630nikkei.html
例えば、こんなやりとり。
Q:「共生社会の実現」に関する文化事業を行うにあたり、
今中様が大切にされている理念をお教えください。

A:「障がい者の概念を拡張する」ことです、ね。
車椅子は福祉用具です。近視・遠視のメガネも福祉用具です。
老眼鏡も。コンタクトも、そういえるかもしれません。
現在17人に1人程度に障がいがあるといわれています。
でも、メガネを使っている人をくわえれば、町中、障がい者だらけです。
障がい者を健常者に差し替えても同様です。
町中、健常者だらけになります。
線引き、カテゴライズがあるから共生に踏み切れない。
それが人間の本能です。
よって、障がい者の概念を拡張すれば線引きが困難になる、
だろうと思うのです。

Q:(オリパラ)委員会の議事録では、ボランティア活動を通じて
障害者と健常者が一体化できるなどのお話が出ておりました。
ほかに五輪とパラの融合という点で、お考えのアイデアがあれば
お聞かせください。

A:「ボランティア活動を通じて障害者と健常者が一体化」は
わたしが(確か)発言しました。
非常にリアリティのあるアイデアだと思っています(自慢話で恐縮です)。
そのほか、オリとパラの開会式を共同にするというのも素敵だと思います。
違いを超えるには「出会う」こと以外ないんです。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46673280X20C19A6CZ8000/
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