過去の記事 → 2024年07月

「知らないことをたくさん学んで、悩んだり恥をかいたりできるよう励みます」
ってことを私は、彼女と同じ年齢の時に言えただろうか。
恥を掻き捨てない彼女は今も絶賛成長中です。
いくつになっても勉強家は勉強家なのだ。
それだけでも素晴らしいのに、無事に今日お誕生日がやってきた!
ほんま、おめでとう!

「パラリンピックもアートも、強いこと、
価値のあることを生むと同時に、より弱い、価値のないことを
つくってしまうのだとあらためて思った」とリアクションペーパーに書いてありました。
昨年12月に引き続き、東京大学大学院経済学研究科の松井彰彦教授にお招きいただき、
文科・理科1・2年生対象の授業「ゲーム理論:人間関係と多様性を科学する」
でゲスト講義を行いました。
「インカーブにおける障がい者の自立と社会福祉」をテーマとして、
インカーブの経済的観点からの事業運営、アーティストの社会保障と自己実現、
収入確保のバランスなどを、映像を交えて話しました。
授業後には「自分は理論を突き詰めた美しさに惹かれてきたが、
今日は、まだ言葉にできない、それとは違う美しさを感じた」
「今中さんは、社会への違和感をデザインの思考と行動で、
インカーブという形にして世に投げかけたのだと理解した」などの感想をたくさんいただきました。
なかでも冒頭に紹介した「パラリンピックもアートも、強いこと、価値のあることを生むと同時に、
より弱い、価値のないことをつくってしまうのだとあらためて思った」という意見が刺さりました。
インカーブの明と暗、清と濁をよくぞ、見抜いてくれた。嬉しい。
東京に前乗りして、朝5時半に起きて、部屋でバナナを食べて、8時半の授業に来て本当によかった。
いつか彼女と二人で話がしたい、と思ったのでした。

インカーブスタッフの林智樹と寺岡百佳が
大阪芸術大学の全学科を対象とした人権の授業で、
ゲスト講師をつとめてくれました。
テーマは、「芸術と福祉、障がいがあるひとの芸術活動INCURVEってどんなチーム?」。
人権と聞くたびに思い出すのは、
「自分の人権を主張したいのであれば、他者の人権を尊重しなければならない」
と考えていた暉峻淑子さんの『豊かさとは何か』(1989年、岩波新書)。
すでに現在70刷だそうです。
11月に行われる大阪芸術大学の全学科を対象とした授業にも二人が登壇してくれます。

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