Lecture
|講演
大阪府立天王寺高等学校
人権講演会
2026年1月29日
大阪府立天王寺高等学校の1年生約360名を対象に「弱くなれる力-強さと弱さを見直す-」をテーマとして、今中博之理事長が講演を行いました。本講演は今年で3年連続の実施となり、人権や社会との関わりについて考える機会として継続しています。講演では、「強さ」と「弱さ」について再定義した上で、「弱くなれる力」とは意志的・能動的な選択として自身の弱さを受け入れる力であるという考えをお伝えしました。日々の学業や挑戦を通じて「強くあろう」と努力を重ねてきた生徒たちの姿勢に敬意を示しつつ、限界を感じたときに誰かに助けを求められることもまたひとつの強さであるとこと。そして、挫折や失敗を経験した先にこそ、他者に配慮しながら自らを内省できる「弱くなれる力」が育まれることをお話ししました。講演後には、生徒や教員から1時間以上にわたって個別の質問が寄せられ、その多くは家庭や友人関係など身近な経験に根ざした内容でした。社会における自分の役割について、葛藤しながらも真摯に考え続けようとする姿が印象的で、本講演が、生徒の皆さんにとってこれからの生き方を考える一助となったことが感じられる時間でした。



