Lecture
|講演
茨木市立ギャラリー
「maruのじかん展」トークイベント
2025年2月23日
茨木市文化振興課が主催する「maruのじかん展」トークイベントに、インカーブのヘッドチーフ林智樹が登壇しました。テーマは、「つくることみせること そのちがいとつながりについて/INCURVEの取り組み」。16名の小・中学生が通うアトリエ maruの講師であり、本展を企画したOne Art Projectの藤本聖美さんと対談形式でお話ししました。インカーブからは、アーティストの創作活動に加えて、国内外の美術館・アートフェアへの出展など、そとに「開く」活動と、日常を守る「閉じる」活動について紹介。作品を発表し続ける中で、何よりもアーティストの創作環境を整え、日常を守ることがスタッフの重要な役割であるとお話ししました。質疑応答の時間では、「アーティストの表現の幅が広がっていくなか、スタッフはどのようにアップデートをしていくのか?」という質問をいただき、画材についての情報収集や、スタッフ間で福祉やアート、デザインに関する勉強会を行ったりと、自己研鑽を続けることをお答えしました。通う期間やアーティストの年齢層で違いがありながら、自由にのびのび創作が出来るアトリエという共通点を持つインカーブとmaru。対談のなかで、アーティストとスタッフ、それぞれの在り方や役割について改めて考える機会となりました。