INCURVE ALLSTARS 2025・The 2nd
|インカーブ オールスターズ 2025・The 2nd

京都にあるインカーブのギャラリーでは、所属するアーティストの作品を4会期にわたりご紹介します。すきな画材で自由に制作し、お気に入りの音楽を聴きながら、空や景色をながめる―
アーティストたちは、思い思いの時間をアトリエで過ごしています。そんな日々から生まれた作品たちは、光をやどしています。それぞれがたくわえた輝きから、彼ら彼女らは「いま、とどけたい」作品を選びました。本展は、アーティストたちの作品が一堂に会する、2年に一度の特別な機会。とっておきの作品に、ぜひ逢いにきてください。訪れたあなたと、そのきらめきを分かちあえますように。
[会期]
2025年10月18日(土)・19日(日)・25日(土)・26日(日)
土日のみ開廊
12:00 - 19:00
[会場]
INCURVE|ギャラリー
京都市中京区壬生高樋町60-18
Googleマップ
*「ギャラリー インカーブ|京都」は、2024年に「INCURVE」へと名前をあらためました。
[入場料]
無料
[オープニングレセプション]
10月18日(土)14:00 - 15:00
創作の様子や作品に込められた想いについてインカーブのアーティストとスタッフがお話します。
ご予約不要・参加費無料です。
[アーティスト]
内野真行/UCHINO Masayuki

「よこざわグリズリー」
ペン、色鉛筆/紙 2025 382×271mm
1984年生まれ。人物や動物、架空の生きものを描く。強い目ヂカラをそなえた満面の笑顔は、歌っているようでもあり、にぎやかにおしゃべりしているようでもあり、普段の本人の姿を思い起こさせる。
アーティストページ
佐藤太郎/SATO Taro

「タイトルなし」
粘土 2024 H142×W98×D22mm
1991年生まれ。幼い頃から油粘土を使って創作を続けている。 袋から取り出した粘土の塊をまずは小さな粒状に分けて丸め、細胞の集まりから顔や手足が形づくられるように手のひらサイズの戦隊ヒーローを誕生させる。
アーティストページ
澤田はる菜/SAWADA Haruna

「脇阪明日香さんの似顔絵」
ペン、色鉛筆/厚紙 2023 515×364mm
2003年生まれ。ハートや花、家族やスタッフを、一つ一つ線で囲み、その中をポップな配色でいろどる。モチーフを縦横に拡張させながら描く様子は、日々をはつらつと過ごす作家自身が、楽しみや喜びに手を広げているようにも見える。
アーティストページ
寺尾勝広/TERAO Katsuhiro

「カンバン図面①」
ペン/パネル 2024 908×544mm
1960年生まれ。父親が経営する鉄工所で溶接工として20年間働いた後、鉄をモチーフに制作を開始。本人が「図面」と呼ぶ緻密なドローイングには、鉄骨の柱をあらわす直線と溶接の目印をあらわす記号がひしめく。
アーティストページ
信谷弘光/NOBUTANI Hiromitsu

「タイトルなし」
墨/紙 2025 382×271mm
1988年生まれ。丸や四角、名前のつけられないような不思議な抽象形態がつらなり散らばって、独特のリズムとバランスを画面につくりだす。ペンや色鉛筆の細い線を、一本一本ていねいに重ねることで生まれる繊細な絵肌が美しい。
アーティストページ
林健太郎/HAYASHI Kentaro

「タイトルなし」
アクリル絵具/キャンバス 2024 227×227mm
2002年生まれ。絵具を1色ずつ絞り出した小さな容器を高く持ち上げ、素手で掻き出す。画面に落とされた絵具を撫でたりタッピングして広げると、その偶発的な痕跡と色彩のうねりが共存している。
アーティストページ
山本彩加/YAMAMOTO Ayaka

「ケーキ食べにいきたい2人っきりで」
リノカット 2024 392×271mm
1989年生まれ。作品制作の中心にあるのは、テレビ番組の出演者や、親しいスタッフへのメッセージ。そのストレートで強い気持ちにもてなしの心をのせて、食べさせたいもの、一緒に食べたいものを粘土で形づくっている。
アーティストページ