Lecture
|講演
桃山学院大学
ソーシャルデザイン特講
2024年12月2日・9日・23日
桃山学院大学の「ソーシャルデザイン特講」にて、今中博之理事長・アーティスト新木友行さん・スタッフの脇阪明日香が3週に渡って連続講義をおこないました。今中理事長による講義では、著書『社会を希望で満たす働き方 ーソーシャルデザインという仕事ー』を教材に、ソーシャルデザインとは何かを解説。学生からは「同じ痛みを経験するより他に当事者の暗闇に分け入る方法はないのでしょうか?」といった質問があがり、無自覚のうちに手に入れているマジョリティとしての特権を自覚し、「同じ地点に立てなくても、同じ地平に立つこと」を意識することなどをお伝えしました。新木友行さんは、アーティストとしての活動内容をご紹介。「障がい者でもなく、クライアントでもなく、”アーティスト新木友行"として活動したい」という想いをまっすぐにお伝えしました。本講義には、将来社会福祉を目指す学生も多く受講しており、「新木さんの言葉に自分の考え方が大きく変わりました」といった感想が寄せられました。脇阪明日香の講義では、アーティストの日常を守るスタッフの役割をご紹介。ひとりひとりの「普通なしあわせ」の実現のために大切にしていることをお話しました。学生からは「幸せをひとつのケースに閉じ込めないことをこれからも忘れずにいたい」「いつか自分の弱さを分け合える仲間と出会いたい」など、未来に想いをはせる豊かな感想をいただきました。