昨日は、大阪府立大手前高等学校一年生360名に
「なぜ<弱い>チームはうまくいくのか」というテーマでお話をしました。
大手前高校は「グローバルリーダーズハイスクール(GLHS)」10校のうちのひとつ。
大阪府は「豊かな感性と幅広い教養を身に付けた、社会に貢献する志を持つ、
知識基盤社会をリードする人材を育成する」ことを目的にGLHSを設立しました。
一見、「強い人」で「勝者」に思われがちな彼ら・彼女らに
「弱い人だからチームを組んで生きながらえることができる」こと。
「弱い人が弱いままでいられる社会こそ幸せである」こと。
「強い人は誰も助けてくれない」ことをお伝えました。
刺激が強すぎたのか口をあんぐり開きっぱなしの方や身体全体で頷いている方。
360名の頭を混乱させることができたなら、私の講演は大成功。
近い将来、日本の中枢で活躍するであろう
彼ら・彼女らが「普通な幸せ」をつくるエンジンになることを願っています。