親父が大工。母親が友禅の絵かき。
それ故、やはり僕は空間と絵が好きで、組立てるデザインがとても好きです。
いま年明け3月の「TOKYOとNY」のアートフェアの模型を作っています。
何でアートフェアに出るのか?一番言いたいことは何だとう?なんて考えて
手を動かしている時が一番楽しいのです。
時々、スタッフからこんな質問をもらいます。
「今中さんは何故このデザインがいいと感じるのですか?」
さて、何故でしょう……それを言葉で表現する事は、とても難しいことです。
あえて、と前置きする「なんとなく」です。それでは答えになっていない
(でも、それが答えなのですが)ので「クオリティーの高いスペースやグラフィックや
プロダクトやアートを見ること。それ以外にクオリティーの高い人に会い、お話しを聞き、
一緒に過ごすこと」だと話します。
クオリティーの高いモノもヒトも、なかなかお目にかかれるものではありません。
偶然、あったら、逃さずに。男女の出会いと同じ「縁は異なもの味なもの」ですから。