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スタッフ|神谷 梢
神谷 梢 KAMITANI Kozue

社会福祉法人 素王会/理事
インカーブ/チーフディレクター

インカーブのアーティストたちの創造力は、尽きることがない。
巧い下手ではない。ほめられるためでもない。
計算や、漢字の読み書きの物差しでは測りきれない、おおきな創造力。
わたしは想像力をはたらかせよう。
障がいとは 芸術とは 社会とは デザインとは 福祉とは しあわせとは 生きるとは
想像力をぶあつくする鍛錬が必要だ。
創造力と想像力、
みんなの笑顔と笑い声をぐるぐるよくかきまぜて、
ミックスジュースみたいに、
インカーブがしあわせな気持ちになる場所であればいい。
そして、一日に別れを告げる時に、
その日をよく生きたと思えるように、後悔しない ように、
毎日を大切にていねいに生きてゆこう。

1976年生まれ。
大学の社会学部にて経営学専攻。専門学校にて建築デザイン専攻。
社会福祉士、保育士、学芸員。

著書
「アトリエ インカーブ 現代アートの魔球」創元社

講演歴
2023 東京藝術大学大学院 美術教育研究室「美術教育論」
2022 東京藝術大学大学院 美術教育研究室「美術教育論」
2019 東大阪市立英田北小学校 図工科+障がい理解学習
2018 障害学会第15回大会
2018 金沢美術工芸大学「文化庁 平30年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
2017 ビッグアイ アーツセミナー
2016 奈良女子大学 福祉社会学会 第14回大会 シンポジウム
2011 大阪成蹊大学 情報デザイン特講
2010 大阪成蹊大学 情報デザイン特講
2009 金沢美術工芸大学 色彩論
2008 大阪成蹊大学 芸術学部 キャリア・プランニング論
2007 大阪市コミュニティ・ビジネス入門セミナー「文化・アート」

スタッフ|左海 和可子
左海 和可子 SAKAI Wakako

時々、
カメラをもってアーティストが制作している部屋をのぞいてみる。
画用紙のうえを注意深く鉛筆を走らせるひと。
ソファーでくつろぐひと。
できあがったばかりの作品をもって近づいてくるひと。
「さかいさん、きょうは何の写真撮ってるのー?」と声がかかる。
「なんとなく撮りたくなったからー」とこたえながら、
アーティストの机のうえの些細な変化を見つけようと観察する。
机のうえに置き去りにされている作品にはっとさせられる。
あたらしいような、なつかしいようなきもちになる。
このきもちをことばでたとえることはむずかしいけれど
アートがうまれる現場で、
ささやかながらだれかの役にたてていると実感する大切な瞬間だ。

1975年生まれ。
芸術大学美術学科にて絵画専攻。
社会福祉士、学芸員。

講演歴
2017 甲南大学人間科学研究所 公開講座

スタッフ|林 智樹
林 智樹 HAYASHI Tomoki

ヘッドチーフ

アトリエにいるアーティストの環境を守ることは大切。
だけど、それと同じくらいに、
生まれてきた作品たちを守るのもまた大切。
つくることが大好きなアーティストたちは、
完成させた作品には関心がない、ということもしばしば。
彼らの手をはなれた作品は、ぼくたちがどれだけ丁寧に
向き合っていくかにかかっている。
賑やかに、楽しく毎日を過ごしながらも、
作品にたいしては慎重に、慎重に。
作品をあつかうとき。
もちろん、アーティストと接するときも。
自分の感覚を鋭敏に、でもピリピリとしすぎないように、
しっかりと目の前のものと向き合っていきたい。
美術館やギャラリーへ。
ときには、作品を愛してくれるひとたちのもとへと
届けるために。

1980年生まれ。
芸術大学の美術学科にて版画専攻。
社会福祉士、精神保健福祉士、学芸員。

講演歴
2023 大阪芸術大学 人権特別講演会
2019 iTohen 昼の学校
2017 愛知県立芸術大学「文化庁 平成29年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
2017 第15回「日韓こころの交流」シンポジウム
2017 アトリエ インカーブ設立15周年記念シンポジウム
2017 香芝市校長会人権教育研修
2016 金沢美術工芸大学 色彩論
2015 沖縄県立藝術大学
2015 「文化庁 平成27年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」講演会
2015 アースデイ名古屋 FASHION SHOW 2015 Museum
2013 大阪市立大学都市研究プラザ インクルーシブ・カフェ vol.6
2011 金沢美術工芸大学 色彩論
2010 大阪成蹊大学 情報デザイン特講
2009 東洋大学 総合情報学ショーケース

スタッフ|片岡 學
片岡 學 KATAOKA Manabu

チーフ

「嬉しい」と感じることは僕とアーティストの彼では違う。
だから、嬉しいことは同じ場所にたくさんある。
「嫌だ」と感じることも僕とクライアントの彼女では違う。
たとえ同じことに嫌だと思っても同じ言葉で表現しない。
インカーブでアーティストたちと生活していると
お互いの似たところや似てないところが
フッとしたときに浮かび上がる。
似たところを見つけると嬉しい。
似てないところを見つけると疑問に思う。
でも嬉しいと思ったことを伝えることはないし
疑問に対して答えを出そうとも思わない。
生活の中で見つけたそういう一つ一つを僕なりに保留する。
それはアーティストと矛盾なく接したいからだ。
そのためには、
いつかその思いを僕なりの噛み方で咀嚼しないといけない。
毎日はそのための特訓だ。

1987年生まれ。
芸術学部にて洋画専攻。
社会福祉士、学芸員。

講演歴
2022 東大阪市立枚岡中学校 美術
2021 大阪府立住之江支援学校 高等部 総合的な学習の時間
2019 ひょうご障害者芸術文化活動支援センター 開設記念セミナー「はじめる 今 はじまる兵庫県」
2019 東大阪市立英田北小学校 図工科+障がい理解学習
2018 愛知県立芸術大学「文化庁 平30年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
2018 沖縄県立芸術大学「文化庁 平30年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
2017 甲南大学人間科学研究所 公開講座
2017 東大阪市立英田北小学校 図工科+障がい理解学習
2016 東大阪市立英田北小学校 図工科+障がい理解学習

スタッフ|森田 静香
森田 静香 MORITA Shizuka

アーティストは、言葉で何かを伝えるのが苦手かもしれない。
でも、私の知らなかったものの見方や、
想いの伝え方や、やさしさのかたちを知っている。
アーティストは、見たものをそのままの形で描くことは
苦手かもしれない。
でも、私が考えたこともなかった線の描き方や、
形のつくり方や、色の塗り方を知っている。
彼らは、私が想像しきれないほど大きな世界をもっている。
なにげない日々のふとした瞬間、その世界に触れたとき、
私ははっとする。
そんな毎日が、私にはかけがえのないものだ。
これからもインカーブが、
彼らの可能性をめいっぱい発揮できるような場所であるように。
一日、一日、大切に過ごしていきたい。

1988年生まれ。
芸術学部にて情報デザイン専攻。
社会福祉士、学芸員。

講演歴
2018 金沢美術工芸大学「文化庁 平30年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
2017 東大阪市立英田北小学校 図工科+障がい理解学習
2015 池田市立緑丘小学校 総合的な学習の時間

スタッフ|小林 由未子
小林 由未子 KOBAYASHI Yumiko

「おはようの笑顔」
「いただきますの笑顔」
「さようなら、また明日ね、の笑顔」。
ケラケラ笑って、ワッハッハ笑って、
笑顔が満タンなアーティストが好きです。
彼らからうみだされる作品を眺めると、
わたしも笑顔になれる瞬間がたくさんあります。
彼らとお話をしていると、
わたしも笑顔になれる瞬間がたくさんあります。
アーティストが、一旦制作にむかうと
笑顔から真剣なまなざしに変わります。
声をかけるなんて出来ないほどの気迫、緊張が伝わり、
一途に制作を続けるアーティストをうらやましく思います。
私には、彼ら彼女のような力はありません。
笑顔のたえないアーティストのそばに、じっくり寄り添いながら、
いつものくらしを見守り続ける事が私のお役目だと想います。

1976年生まれ。
介護福祉士。


スタッフ|丸岡 千栄子
丸岡 千栄子 MARUOKA Chieko

サブチーフ

その「まんま」をいつの間にか忘れてる。
忘れていることにも気づかなかったかもしれない。
好きなことにも、好きじゃないことにも真っすぐな。
そんなアーティストのみなさんと過ごす時間は、
私もそのまんまで過ごすことのできる大切な時間。
創られたものでもない。飾るためのものでもない。一人一人違う。
違うからこそ素敵なその「まんま」。
今、この場所にいれることと、たくさんの出逢いに感謝して。
これからもアーティストのみなさんの「まんま」を大切にしていきたい。

1983年生まれ。
造形美術大学にて美術史を専攻。
社会福祉士、学芸員。

講演歴
2021 東大阪市立楠根東小学校 未来市民教育
2019 金沢美術工芸大学 色彩論
2018 東大阪市立英田北小学校 図工科+障がい理解学習
2017 香芝市校長会人権教育研修

スタッフ|石川 雄太
石川 雄太 ISHIKAWA Yuta

世の中は、常に激しく流れているが、
流してはいけないものってあると思う。
アーティストは、そういうものを示してくれる。
ゆっくりと、丁寧に毎日を営む勇気を。
きっと彼らにしか見えないものもあるし
僕にしか見えていないものもある。
お互いの見えているものをツナげて
ゆっくりと丁寧に営む毎日を一緒につくっていきたい。
そして、このことを多く人へと繋げていく。

1986年生まれ
美術工芸大学 大学院にて彫刻専攻。
社会福祉士、学芸員。

講演歴
2020 東大阪市立楠根東小学校 障がい理解学習
2017 金沢美術工芸大学 「文化庁 平成29年度 次代の文化を創造する 新進芸術家育成事業」講演会
2016 東大阪市立英田北小学校 図工科+障がい理解学習

スタッフ|脇阪 明日香
脇阪 明日香 WAKISAKA Asuka

サブチーフ

誰かの命を救いたいと願うたび、自分の無力さを思い知る。
誰かの幸せを願うたび、避けられない悲しみがあることを知る。
それでも、穏やかな日々が続くよう頭を悩ませ、心を尽くすことが
私にできる唯一のこと。
変わりない日常の風景のなかに彼らのものづくりがあたりまえに
ありつづけられるように。
小さな声に耳を傾けられているか?
ここにいない誰かの痛みを想像できているか?
いつも問い続けていたい。
今日までをつないでくれたたくさんのご縁に感謝して。

1986年生まれ。
大学の医学部看護学科を卒業。
看護師、学芸員。

講演歴
2023 大阪教育大学附属特別支援学校
桃山学院大学 ソーシャルデザイン特講
2021 大阪府立住之江支援学校 高等部 総合的な学習の時間
2020 東大阪市立楠根東小学校 障がい理解学習

スタッフ|寺岡 百佳
寺岡 百佳 TERAOKA Momoka

インカーブでのお仕事は丁寧で繊細。
アーティストの作品も、緻密に、念入りに作られていく。
画面を大胆な構図で描き上げる人も細やかなこだわりを持ちながら制作している。
そこには「これでいいや」「大体でいいや」が全くなく
彼らの妥協しない姿勢に 私は尊敬し、憧れる。
「こうなりたい!」が詰まった空間で
いつか私自身のことも誇りに思えるように。
アーティストの日常を守るお手伝いをしながら
彼らの格好いいスタイルを学び、吸収していきたい。

1999年生まれ。
文芸学部芸術学科の造形芸術専攻。

講演歴
2023 大阪教育大学附属特別支援学校

スタッフ|鈴木 沙彩
鈴木 沙彩 SUZUKI Saaya

アーティストにも、わたしにも
生きていると、かならず朝がやってきます。
気持ちおだやかに むかえる朝もあれば、
ざわざわした心で むかえる朝だって、きっとあります。
どんな朝をむかえても、アーティストはインカーブに来て
作品をつくりつづけます。
それは、決して当たり前ではないと思うのです。
アーティストが、ものづくりをつづけていられるように。
わたしが、スタッフとして かかわりつづけていられるように。
また、明日の朝をむかえられるように。
インカーブが、それを当たり前にできる場所で あれるように。
感覚を、頭をとぎすませて はたらこうと思います。

2003年生まれ。
専門学校にてデザイン専攻。


スタッフ|小林 富美
小林 富美 KOBAYASHI Fumi
スタッフ|はまもと みゆき
はまもと みゆき HAMAMOTO Miyuki
スタッフ|山本 敏子
山本 敏子 YAMAMOTO Toshiko