約30年分の重み

金沢美術工芸大学の講演に引き続き神谷梢が登壇します。
なか一週間あけての連投。がんばれお母ちゃん!!
11月17・18日に浜松で開催される「障害学会第15回大会」に
アーティストであり愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所所属の
研究者である清野智子さんの共同研究者として(研究代表者:清野さん)、
「障害者による芸術活動への社会の態度ー新聞記事の調査から」
と題した口頭発表です。
研究は、「日本において発行部数の高い新聞約30年分を調査対象として、
芸術活動を行う障害者に対する関心や差別といった
社会の態度を明らかにし、今日の障害者による芸術活動への支援の問い直しを図る」
ことを目的とされています。
今回の大会では、調査初期段階の経過報告として、
読売新聞についての調査結果を中心に報告します。
本研究における芸術の定義と調査対象の芸術分野は
「芸術を、技術の質を問わず、創造・発表・鑑賞において
精神的価値や知的価値を創出する可能性のある人間の活動とその所産と定義した。
調査対象の芸術分野については、美術全般、デザイン全般、音楽全般、
舞台芸術全般(演劇・舞踊を含む)、メディアアート全般(写真・映像・漫画・アニメーションを含む)、
文芸全般、芸能全般、伝統芸能全般、芸道(華道、書道のみ)」が対象です。
約30年分の重み。
調査結果が楽しみです。
がんばれお母ちゃん、2020年まで。
http://www.arsvi.com/2010/20181118st.htm?fbclid=IwAR30v18OBNcXCqj7KGhTo3IE9HYlIsi4yT1AmO0bmUL84bm38Z7ryfBE3SQ
http://www.arsvi.com/ds/jsds2018.htm

嫁いでいきました

今日、打揚さんと山岡さんの作品が
和田さんのお店に嫁いでいきました。
お店には和田さんの愛した現代アートがずらり。
有名無名に関わらず所狭しと展示されています。
二人の作品は既存の作品にどんな影響を与えるのだろう?
食するお客様の反応は?
気になりますね、とても気になる。
作品を愛でたい、
美味しいお料理をいただきたい、
あぁ、欲望だらけです。
月末に賑やかな面々とお邪魔させていただきます。

今年の金沢美術工芸大学

金沢美術工芸大学で、
スタッフの神谷梢と森田静香が講演を行いました!
この事業も今年で5年目です。
金沢美術工芸大学と東京藝術大学の連携事業
「文化庁 平成30年度 次代の文化を創造する
新進芸術家育成事業」の一環として、
金沢美大の2年生と新進芸術家のみなさん
約150名がご参加くださいました。
社会福祉という企てを知ることで
美大生や芸大生はどのような影響を受けるのだろう?
教員たちやその組織は何を感じ取ってくれただろうか?
社会福祉は文化を包含しています。
新たにひっつけるものではありません。
そのあたりを感じとってくれたら、万歳です。

『ソーシャルワーク研究』(相川書房、2018.44-3.175)に
「“福祉の文化化と文化の福祉化”の可能性」を寄稿しました。
Keywordは福祉文化、市場、アート、ソーシャルアクション、人材育成。
内容を一言で言うと「そもそも福祉のなかに文化は含まれてるもんだよ」ということです。
社会に文化をONするのではなく、そもそもINされているのだ、ということを述べました。
小見出しで雰囲気をみていただくと、まず「福祉とアートを架橋する」、
次いで「経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である」、
「アートマーケットという市場」……「悪気のない善意が生むカテゴライズ」、
「文化庁と厚生労働省が協働する人材育成」です。
先日、上梓した『社会を希望を満たす働き方』と(どんぴしゃ)同時に書いていたので、
似たり寄ったりのところもあるのですが、よりソーシャルワークに軸足を置いて書いてみました。
ところでどこかで見たような「タイトル」だと思いませんか?
そうこれは一番ヶ瀬康子さんが語っておられた「福祉の文化化と文化の福祉化」のコピペ。
一番ヶ瀬氏が当時の社会文化学会(現在は日本福祉文化学会)を創設するときに
「福祉の質を高め普遍的な拡がりをもたせるために他の分野において協同してきたひと、
例えば建築家、ジャーナリスト、映画監督、レクリエーションワーカー、
ビジネスマンその他のさまざまな人々」を巻き込もうとしたことのコピペです。
インカーブを通して「福祉の文化化と文化の福祉化」の可能性を考えてみました。
全文は以下のHPでご覧いただけます。
よかったらご笑覧んください。
・通常のアーカイブページ
http://incurve.jp/archives/za_181031sw.html
・特設の閲覧ページ
http://incurve.jp/archives/181031sw.html

明後日、神谷梢と森田静香が
金沢美術工芸大学で講義を行います。
テーマは「障がいのある人の創作活動
-ソーシャルデザインの観点から-」。
社会福祉と芸術、社会福祉とデザイン、
社会福祉と経済、社会福祉と宗教。
社会福祉と共感的にむすぎつく領域はふえつづけています。
もはやひとつの論点で整理できるものではなくなりましたね。
複雑にオーバーラップしている社会の中の福祉を
インカーブの実践を通して紐解いてみたいと思います。
金美のみなさん、お楽しみに!
(今回の講義は一般向けではありません。
金美の学生くんのみが対象です)

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