質問れることで、学び直したり、勘違いしている自分を戒めたりできるものです。
最近、こんな質問を受けました「ソーシャルデザインってなんか変な言葉やと思いますねん…
わざわざソーシャルなんてつける必要があるんですか……社会性のないデザインってあるんすか?」
なるほど。そこに疑問を呈する関西弁丸出しの、この子(彼・高校生)はエラすぎる!!

そこで僕は「ソーシャルデザイン」なんてややこしい話しより、
僕が理解している「デザイン」についてお話しました。
「デザインっていうのは、社会的に困ったな〜とか、苦しいな〜とか、
いろんなシンドイことや気持ち悪いことに対して、その問題のキモを見つけて、
世に投げかけ、その解決策を実行することと違うかな」
つまり「デザインって社会で生きる人も動物も植物も含めて幸せになるための企て。
金持ちの会社や個人を太らせるだけがデザイナーのお役目と違うと思うで」
なんてエラそうなことを言ってると、
エラすぎる彼は「ほなら、ソーシャルデザインなんて何んで言うの?デザインでいいのと違うん?」
はい、その通り、あんたはやっぱりエラすする!!!

僕から彼に「僕がやってる福祉っていうのもデザインやと思うねん、君はどう思う?」

彼曰く。
「社会的に困ったな〜とか、苦しいな〜とか、いろんなシンドイことや気持ち悪いことに対して、
その問題のキモを見つけて、世に投げかけ、その解決策を実行することも福祉やと思うし、
そういう意味ではデザインやろな」
はい、ありがとう。福祉とはデザインなのです。ここまで書いて、ある質問を思い出しました。

「アートとデザインはどう違うんですか?」
発信元はデザイナーやアーティスト、
福祉のアート制作の現場にいる黒子スタッフなどなど。
みなさん、アートとデザインの線引きに真面目に悩んでいる方々です。

近年、デザインのように気配りしすぎるアートが多いと思いませんか?
アートのように独りよがりのデザインが多いと思いませんか?
僕はデザインとアートの境界を曖昧にすることは
お互いの首を絞めることだと思っています。
(融合してこそ未来は開ける!と説かれる方々も多いのですが)

ブルーノ・ムナーリ著『芸術家とデザイナー』は「アートとデザインの違い」について答えてくれます。

僕にとっては名著です。

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