今回の輪読会でよむ本は三木清著『人生論ノート』です。
130刷。怪物級のベストセラーです。
すでに読まれた方もたくさんおられると思います。
薄い文庫文ですが三木さんの思想はしびれます。でも難解です。
いつものようにスタッフ各自が興味のある章を担当し、
解説、感想を言いあいっこします。
今回は論文化するのではなく15分で報告することにしました。
簡潔な「話し言葉」で「他者」に理解してもらうのは難しい。
みんな苦手ですね。僕もですが。
まず「幸福について」の章からスタートしたのは石川。
「幸福は表現的なものである。鳥が歌うが如くおのずから外に
現れて他の人を幸福にするのが真の幸福である」という箇所に
ピンときたようです。
続いて森田は、「懐疑について」の章を。
「懐疑は知性の一つの徳である」を取り上げました。
両章とも生と死(特に死)の解釈を交えて議論できたと思います。
見つめそこなってきた死。でも絶対さけて通れないのが死です。
ふつうの日に、深く話し合えるっていいもんですね。
一生を支えてくれる言葉に出会ってくれたら嬉しいです。