「世界や日本の状況というのは全然興味ないの。
大切なことは、自分に決着をつけるのは自分自身でしかないってこと。人生は限られている。
だからこそ、来るべき死と対峙して、私自身の芸術によって答えを出さなければって思うの」
(『豚と福音』p289)
草間弥生の言葉に南嶌さんは自らを投影しているようだった。
そんな彼が突然お浄土に還ってしまいました。
10年ほど前『豚と福音』だけをもって私の前に現れた南嶌さんは優しくて、
ダンディーで、冗談が好きで、でも、どこか寂しそうで。

南嶌さんの言葉は私を臆病にさせたり、奮い立たせたり、それでいてやっぱり優しくて。
共産圏の芸術家やハンセン病を患った芸術家、そして、生と死のこと。
もっと、もっと、もっと、話しがしたかった。
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