過去の記事 → 2016年07月

ニパフな夜

かれこれ1年。
松田博幸さんの「言葉にならないこと」を語る言葉が好きで追いかけています。
直接、お話したり、論文を読んだり。
だが、それも遠回りだったように、昨夜、感じました。
ニパフ(第19回ニパフ・アジア・パフォーマンス・アート連続展2016)に
出演されパフォーマーの松田さんは「言葉にならないこと」を無言で語ります。
それもオーディエンスに向かってではなく、もうひとりの松田さんに向かってです。
きっと、あの悲しみに似た抗いは、
2人の松田さんを同時に「生ききらす為の行為」ではないか、とも感じました。
オートエスノグラフィ、パフォーマティブな社会福祉学、
そして「アイデンティティを宙吊りにする」。
1年近く追いかけて来て、松田さんから学んだラディカルな言葉です。
また、秋にお目にかかることを楽しみに!!
ニパフは、今日も大阪で講演されます。お時間があえば、ぜひ!!
来週は、長野だそうです。

7月31日(日) 開場15:30 開演16:00〜
場所:「劇団伽羅倶梨KARAKURIスタジオ」(大阪、大正)
〒556-0027 大阪市浪速区木津川2-1-16TEL:06-6568-2646 
JR大正駅、地下鉄大正駅3番出口から大浪通り沿い大浪橋途中右
チケット:学生前売2,400円(当日2,700円)一般前売2,700円(当日3,000円)
高校生2,000円(当日のみ)
◉通し券あります学生2日券4,500円一般2日券5,000円

チケットのお求めは、出演者にお知り合いがいれば出演者に連絡を。
そうでない場合は、E-mail:nipaf@avis.ne.jpにお名前、一般、学生のどちらかと、
必要枚数をおしらせください。
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「縦に分断されたサービスを、横串にしたいな」。
先日、村木厚子さんとランチデートをしました。
「そうそう横串に繋がった『共生』のお手本が『マレーシアのボルネオ島』にあるよ!
この前、行ってみたの!」と教えていただきました。
そこには、中澤健さんが提唱する「当たり前の暮らし」が
障がい者のデイセンター「ムヒバ」(調和の意)にあるようです。
「電気はなく、郵便局も病院も警察もありません。勿論コンビニも。
朝は6時半ごろ明るくなり、夕方も6時半ごろ暗くなりますが、
朝は明るくなるとすぐに働き、暑い午後は早めに休みます」
(福祉新聞・当たり前の暮らし中澤健・アジア地域福祉と交流の会2013年04月01日)。
ムヒバは、そんなところです。
障がい者のデイセンターといっても、遊びにくる子どもは一杯いて、
村人ものんびりディセンターでごろ寝してて。ワンコも牛さんも一緒にいるそうです。

わが国でも、縦に分断された行政・制度を横串にするためのプラットホームデザインが進行中です。
今週31日(日)は、「罪に問われた障がい者」の支援や新たな制度(プラットホーム)を
みんなで考えるシンポジュームがあります。
村木さんは瀬戸内寂聴さんの聞き手として参加されます。
お時間があえば、ぜひぜひ!
「共生社会を創る愛の基金」第5回シンポジウム
「罪に問われた障がい者」の支援
– 新たな制度展開と多様な草の根の取組み –
(残念ながら、私は大阪で先約のシンポに参加してきます)
http://www.airinkai.or.jp/ainokikin/20160607-2symposium.htmlIMG_8820

石川雄太、おめでとう!

20歳前に出会い、今年で30歳になりました。
世の中には、1度も出会ったことがない人がほとんどで。
1度会っても、2度と会わない人もほとんどで。
10年いっしょでも、ケーキを囲める人ばかりではなくて。
それでも、こうして一緒にいれるって縁の深い人だと思います。
おめでとう、石川雄太。
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「私」として、考えてみる

1%のお金持ちと99%のそうではないヒト。
そうでないヒトを生み出してるのは、
そのヒトのせいじゃなく、「私」がつくってきた、この社会です。
「私たち」がつくってきた社会ではなくて、「私」がつくった社会だと考えてみると、
歪な「私」が見えてくると思います。
きっと、そんなことを教えてくれる講座です。
7月31日(日)13時~
「女性相談・支援現場から見える貧困」。お時間があえば、ぜひ!!
http://www.osakafu-u.ac.jp/extension/evt20160731_2.html
hpを閲覧後、申し込みは以下のメールまでお願いします。
まだ、少し席はあるようです。E-mail: josei0731@ao.osakafu-u.ac.jp

文化と福祉の接続

今日は日帰り「文化庁」出張です。
文化から「福祉」を見ることで、福祉制度の偏狭さがみえたりします。
逆に福祉から「文化」を見ると、文化制度の脆弱さがみえたり。
それは、予算しかり、心的印象しかりです。
でも、両領域をオーバーラップさせると、違った景色が生まれます。
X軸だけでは、使う言葉もありきたりで、結果も糞詰り状態。
X軸とY軸をもつ4象限なら考え方のバリエーションも増えそうです。
福祉を福祉の言葉で語るだけでは福祉以外の方々に届きません(文化も同様です)。
キモは、福祉を向上させるこが、文化に、政治に、経済に、
どれだけ「益」をもたらすのか!を問うことです。
「福祉はお荷物」「福祉はお涙頂戴」と思われては他領域は動きません。
その為には、他領域を繋ぐ有意な言葉(概念)をつくる事が大切です。
作り手は、福祉領域の研究者です。
彼らが積極的に、覚悟をもって「論文」という武器で世に問う事です。
研究者が「概念」作り、我々、実践者がその概念を受けて、行動を興す。
今まで以上に「研究と実践」の接続が必要な時代になってきていると感じています。
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